14/08/2009

同人ではない

夏コミの時期です。
僕も明日から2日間行きます。もちろん一般参加者としてですけど。
今回は、Unit of landさんと廣島ひよこ堂さんがサークルとして出るようです。
(あーでもその配置はきついかもなー・・)

Xassoは、現在の内容から「同人の方がいいのでは?」と言われる事があります。
自分でもそうかなと思う事もありました。
しかし、あえて同人の括りではなく商売としてやろうと思っています。

同人というのは、あくまで趣味です。
多くの作家さんが「同人」「商業」と分けている事からも分かると思います。
同人で数千万の売り上げ、なんて、たまに聞く話ですが、
それはあくまでもそのサークルの出しているものが市場ニーズに合っていた、
というただの結果論であるだけです。

全体の9割方のサークルは、原価ぎりぎり、もしくは割った価格で、
なおかつ在庫の山を抱えて帰路につきます。
あくまでも趣味なわけです。

例えば僕が、Tシャツという媒体なしでも勝負できるイラストレーターであったならば、
同人という枠で行く事も可能かもしれません。
しかしその場合あくまでもTシャツはオマケです。
同人の世界の主役は、あくまでも紙媒体だと思います。

自分の売ろうとするものを、
「商品」であるのか、「グッズ」であるのか、どう捉えるかの違いです。
僕は、自分の売ろうとするものが、
「たまたま紙じゃなくて服に絵が描いてあるもの」だとは思っていません。

そして、残念ながら、
ファッションと同人はどこまで行っても相容れられるものではないと思います。


なんて大仰な事を言ってみましたが、
最大の理由は、
「サークルなんかで出ちゃったら本買う余裕ねえじゃん!」
ってだけなんですけどね。
仲間がいっぱいいれば兵隊さんに仕立てて買いに行かせるとかできますけど、
それだと、とらの通販で買うのとおんなじですよね。
描いてる人と直接話しながら買うから楽しいんじゃん、そう思います。

さあ、いい同人作家をサルべージできるか?

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