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はじめまして。

Xasso design wareのマスダと申します。
ここでは、こういうブランドを立ち上げるに至った経緯、
ブランドとして何をしようとしているのか、などを
お話しさせて頂きたいと思います。

※2018年10月追記※
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数年前、Lemon Jellyというイギリスのバンドが好きになった僕は、
彼らの非常に優秀なアートワークに興味を持ち、いろいろ調べてみました。
そして、Lemon Jellyの2人のメンバーのうちの1人、Fred Deakinが、
Airsideというデザイン会社のメンバーである事を知りました。

Airsideでは、通常のデザイン業務の他に、Tシャツ販売も行っていました。
彼らのイラストは、いわゆるベクターグラフィックが主で、
以前から、Flashを使ってJulian Opieの真似事をしていた僕は、
一発でそのイラストのファンになりました。
当時から、そして今でも人気の、映画「バトルロワイヤル」をモチーフにしたTシャツを、
はじめての個人輸入にとまどいながらも購入しました。

バトロワTシャツを見せびらかしたところ、周囲には大変好評でした。
特に、オタクな女の子には大ウケでした。
Tシャツデザインで自分を主張する、という事に気が付いたのはそこからです。
メイド喫茶オタクだった僕は、メイドさんにいいねと言われたいが一心で、
かっこいいTシャツを探し始めました。
きっかけなんてそんなものです、往々にして。

まだ有名になりかけくらいの頃のアキバblogを読んでいた僕は、
秋葉原で、ワンダーTシャツフェスティバルというイベントが行われている事を知りました。
そして、個人レベルでTシャツをデザインして売っているブランドが沢山ある事を知りまし た。
文字加工や写真加工程度のものでも商品として成り立っているのを見て、
これなら自分でもできるかも、と思いました。
ケン・イシイが、デトロイトテクノを初めて聴いた時、これなら自分でも作れる、
と思ったのとは、、、全くレベルが違いますねごめんなさい。

ハンズに行ってTシャツくんを見たりなどしていましたが、
その頃家の中が大変だった事もあり、しばらくは単なるコレクターとして、
ワンダーに通い続けていました。
ただ、いつか自分のブランドを、という希望だけは常にありました。

話は2008年10月に飛びます。
お気に入りのメイド喫茶がどんどん消えて行く中、リフレを開拓していた頃、
和風なテーマの店がオープンしました。
以前から京都に通って寺巡りをしたり、和柄の洋服が大好きだったりした僕は、
そこが気に入り、通うようになりました。
そして、リフレをする女の子の中に、
プロのイラストレーターが紛れこんでいる事に気付きました。
リップサービスというものを解さない僕は、
もうそこで自分のブランドを作る気全開になりました。

折りしも本業が不況の影響でかなり暇になっていました。
Tシャツの作り方をいくら検索しても要領を得なかった僕は、
Tシャツビジネス塾というものを見つけ、参加しました。

そして、そこで学んだ事を踏まえ、現在に至ります。

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インディーTシャツ業界を、買う側として見てきた者としては、
並大抵のコンセプトでは参入できない事は容易に想像できました。
思わず笑ってしまう文字ネタ、美麗なグラフィック、どれもすでに極められています。

最初に思いだしたのは、オタクの女の子たちの事でした。
いくら頭の中が、カップリングがAxBなのかBxAなのかでいっぱいな子でも、
外見はきれいにおしゃれにしています。
そこで考えたのが、オタクなネタを使いながらもファッションとして着こなせるものを
作ればいいのではないか、という事でした。
自分自身でも、この作品のグッズ欲しいけど、着て歩けはしないよなあ、
と思う事が多くありました。
なかなか実現しにくいコンセプトですが、色々な人の協力を得ながらやっていければと思いま す。

さらに、「オタク」とかぎかっこ付きにしているのにも理由があります。
つい最近ですが、ArduinoやProcessingというものを知った僕は、
これもデザインの一環として取り入れられると思いました。
そういった技術を使いこなせる人たちは、往々にしてやっぱり広義のオタクだと思います。
僕が好きな秋葉原は、今や広義のオタクの街です。
そういった、ナードな技術も混ぜていきたいと思います。

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ザッソーという名前ですが、元は「雑草魂」です。
絵も描けない、デザインの素養があるわけでもない、
他に芸術的センスがあるわけでもない、レスザンゼロな自分が、
それでもデザインを志すという事から、雑草になぞらえました。
ちなみに、元巨人の上原選手や野球には何の関心もありません。
最初は日本語にしたかったのですが、いい案が思い浮かばず、
すこしひねった英語風表記である、Xassoに落ち着きました。
デザインという言葉には、いわゆるデザインだけではなく、
設計だとか計画のような意味、
ウェアは、服だけでなく、(総合的な)製品のような意味も持っています。
ブランドロゴは、Xが草、assoが雑草の不揃いさを、
そして地面たるアンダーラインにすこし埋もれてしまっている、という意味があります。

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オタクネタを標榜していますが、
僕は強度の雑食趣味で、これまでにいろんなものを見てきました。
ミクスチャーというものは、時に、思わぬ新しいイメージを産みだします。
そういうものを作る事ができたら、と思います。

長々とした文章にお付き合いくださり、ありがとうございました。

2009/05記


みたいなことを書いてから大体10年になりまして。

ワンダーTシャツフェスティバルに混ぜてもらって
アニメオマージュTシャツやネットの流行りごとを取り入れた物を作り始めた頃は、
まあ滑り出しとしてはわるくない、って感じだったんですが、
製作ペースが落ちて更にアニメを見る時間もなくなり何を作ったらいいのか期になって、
さらに恒常的に見てもらえる実店舗もなくなり、一時期完全な谷間に落ちました。
それでも毎年のTシャツラブサミだけは新作を作れなくても出続けてモチベーションは保って いました。

最初はあえて同人的な要素を排していたのですが、
実際同人サークルみたいなもんだし、と割り切ってコミケに出るようになり、
イメージソースもアニメから元々好きだったシンセとか電子音楽とかそちら寄りになってきま した。
2016年からは、以前から追いかけていた京都市営地下鉄キャラクターの同人イベントが開 かれるようになり、
Tシャツを始めるはるか以前、
24歳の頃から現在まで約20年個人的によく行っていた京都でサークルとしてTシャツを出 せるという
機会にめぐりあえることになり、地道ながらもそれなりに楽しい状況になってきています。

通販も、ただでさえ作る時間がないのに、物理的に銀行や郵便局に行って口座を確認して、
梱包して郵便局へ行って発送、なんてことをやる余裕がなくなって閉めたままなんですが、
時代が進んでカードも使いやすくなったり発送方法もいろいろ種類ができているので、
なんとか復活させたいところです。

Tシャツを始めたのが、実家住まいのまま一人暮らし状態になり、
本業も週6日出勤で長期連休も10日のうち7日は出勤みたいな状況の中
リーマンショックでぽっかりと時間が空いたので、という状態でだったのですが、
この度今の会社を辞めて別の会社へ移り、家も親の遺した一軒家から、
賃貸の部屋へリサイズをしようとしているところで、
作るものにも何か変化が出るだろうか、というところです。

2018/10/19記 
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Xasso design ware マスダ 紹介

'74 神奈川県生まれ 男
たぶん中 二病
中の人はこ んな感じです。





  Xasso design ware 2009